HGプロトタイプグフ戦術実証機でウェザリング練習!
(2021年5月頃制作)
HG プロトタイプグフ戦術実証機です。オリジンシリーズのキットですね。
今回のテーマは本格ウェザリング!というわけで、工程の紹介でもしてみようと思います。といっても練習なので正解かどうかは不明なので悪しからず…。
まずは素組みです。この時点で十分カッコいいですね。マッシブ。ごつい。これぞグフ。
ウェザリングが目的なので、表面処理とかは省略です。合わせ目とかも気にしません。がっつり汚すつもりなので最終的に気にならなくなるでしょうってことで。
いったん動力パイプの部分塗装をしたり、ウェザリングマスターをエッジにこすりつけて擦れ表現を入れます。ウェザリングマスターはガンメタルとかなんか金属っぽい色が個人的におすすめ。1/144スケールの塗装剥げ表現にはウェザリングマスターを擦り付けるくらいがちょうどいい気がしてます。
そして何も考えずこの時点でつや消しトップコート。この後のウェザリングに備えるためにデカールやウェザリングマスターを保護するためですね。
宇宙で運用されてる設定ならこのくらいで完成でもいいかもですが、今回は地上でも使われた設定にしたいのでがっつり汚していきます。
そしていよいよ汚しに入ります。何も考えずにウェザリングカラーを塗りたくります。地上とかコロニー内とか土のあるとこで運用されてた脳内設定で、土汚れをイメージしてそれっぽい色で汚せばヨシ。
うん。汚い。
汚し方は適当でOKです。塗りたくりです。どうせ後でふき取るので。まあ、全身のうち脚のほうほど激しく汚れるだろうな、くらいの差はつけてるかもです。
ウェザリングカラー薄め液を含ませた筆で余計な汚れを落としていきます。特に意識しなくても筆で撫でてあげてれば自然と奥まったとこだけ汚れが残ったりしてそれっぽくなります。あとは上から下に向けて筆を運ぶと雨だれで流れたみたいな感じも出せたりします。そのへんはお好みでかなぁ、と思う。ウェザリングはこれにて終了。
汚れを定着させるためにつや消しトップコートして、最後にモノアイをメタリックピンクで塗って完成。いい感じに汚せました。
スマホカメラでの試し撮りですが、このポージングとアングルがお気に入りです。あおりで撮ると迫力出るよね。
では、以下完成写真になりますー。
モノアイがキラッとするのがお気に入りなので、モノアイはいつもメタリックで塗ります。
バックショット。ひじの部分とか汚れを拭き取り忘れてるとこがありますが、まあ気にするほどのことではない!
正面から。脚のほうほど汚れてる感じを残してるところが表現のポイントですかね。
動力パイプを焼鉄色で塗ったのと、エッジののせてる金属色のウェザリングマスターがけっこう効いてて重厚感が出せてるかな、と思います。エッジに金属色が乗ってるので自然とハイライトが入るんですよね。
三連装砲は内部を黒で塗っといた方が良かったかな、と後から思った。
決めポーズで。全体的にはお気に入りな感じに仕上がったので満足です!
ウェザリング、楽しいですね。最終的に、どんな理由でどんな風に汚れるのかを意識して拭き取り作業をやってみるといい感じにリアルな汚れが表現できるんじゃないかなー、という感触を得られたのが今回の収穫ですね。
ウェザリング楽しいです。皆さんもぜひトライしてみてください!