HG RX-78-2ガンダム BEYOND GLOBALで考えるガンダムの本質
(2021年4月頃制作)
ガンダムです。2021年のガンプラ40周年の時のやつですね。その時しか買えないのかと思ってたけどそうでもなかった、そういうキット。
今回はシンプルに成型色のままです。スジ彫りを深くしてスミ入れをうっすら入れてるのと、最低限のデカールだけ貼って、あとはつや消しトップコートで仕上げています。デカールは所属部隊を表してるものだけに絞ってコーションデカールとかは省きました。めんどくさかったのでディテールしっかり入ってるし貼らなくてもいいかなって。
成型色の色合いがなんかおしゃれな感じの落ち着いた色で気にってます。
しかしまあ、スタイリッシュですね。アスリートっぽい体形な気がします。いろんなポージングができるようにしようとすると、生身の人間の形に近づける必要があるんでしょうかね。太ももの長さがほかのガンプラより長いですよね。
でもこんなにスタイルが変わってもガンダムって言われて違和感を感じないんですよね。不思議です。ガンダムの本質はスタイルではないってことなんでしょうか。
となるとガンダムをガンダムたらしめてるのは何でしょうね。やっぱり白を基調としつつ赤青黄色のカラーリング、頭部のアンテナ、アゴの赤いパーツ、胸部のダクト、腰の黄色い四角いパーツ(これが何なのかはよく知らない…)あたりがポイントなんですかね。これらが欠けるとガンダムっぽいけどRX-78-2ではないよな、って思ってしまうかも。
(コンスコン隊のリックドムと戦闘中にこんなポーズあったね。「3つ!」)
ビームライフルを構える姿が様になります。可動域の広さのなせる技かも。
アップで撮ってもビシッと決まってます。キットの出来は素晴らしいです。
こいつに狙われたら助からないんだろうなぁ。
というわけで最新の解釈でデザインされたRX-78-2 ガンダムでした。同じモチーフなのにこれだけアップデートされるのもなかなか珍しいんじゃないですかね。ガンダムのデザインの懐深さ、なのかもしれません。ザクでここまでスタイル変えたら「これもうザクじゃない」ってなりそうですもんね。
SEED系とかのスタイリッシュなガンダムが好きな人でも、このRX-78-2なら選択肢として全然アリなんじゃないでしょうか。皆さんもぜひ組んでみよう。