kei_kei プラモ blog

プラモは楽しい。ただそれを垂れ流すだけのブログ。

HG グフ

(2020年8月頃制作)

f:id:kei_kei:20200814145244j:plain

HG グフです。「ザクとは違うのだよ!」で有名なやつです。ランバラル専用機と思いきやその後すぐに量産されててジオンすげーなって思った覚えがあります。基本的にそのまま量産する前提で開発してるんですねジオン開発陣。連邦との思想の違いが感じられます。

 

f:id:kei_kei:20200814141935j:plain

今回はキャンディ塗装に挑戦してみたくてやってみたものです。

キャンディ塗装とは、シルバーとかメタリックな下地の上にクリアー系の半透明の塗料を乗せて金属感を演出する塗装の手法です。もとからメタリックの塗料を塗るのとはまた違ったキラキラ感が得られます。下地と上塗りという2層構造の塗膜が作れる効果によるものでしょうね。なんとなく実物の車とかに近い見た目になる気がします。

 

f:id:kei_kei:20200814145228j:plain

御覧の通り、ギラッギラの仕上がりです。

全体を黒で下塗りしたあとシルバーを吹き付け、頭と脚と腕はクリアブルー、胸や膝や靴底はスモークグレー。胴体はクリアブルーとスモークグレーを混ぜて少し彩度を落とした色を吹き付けています。

この塗装はエアブラシでないと難しいと思われます。今回も充電型エアブラシで塗装しています。

が、エアブラシがあればきれいにできるかというとそうもいかないのがキャンディ塗装の難しいところ。

f:id:kei_kei:20200814141532j:plain

シルバーの下地の上にクリアブルーを吹き付けているのですが、これを均一に塗るのがとても難しいです。熟練の技がないと無理なんじゃないかと思います。

キラキラ感でごまかせてますが、よく見るとパーツごとに微妙に色味が違ってしまってます。脚の外装は全部同じ色で塗りたかったのが狙いでしたが、意図せずちょっと色が変わっちゃってます。クリアブルーの塗膜の厚さで色味が変わってしまうので吹き付け加減の調整が非常に大変。というか、初めてではまず無理だな、ということであきらめてますw

 

f:id:kei_kei:20200815130734j:plain

あとは基本塗装だけだと寂しかったので、白のラインをアクセントに塗装で入れてます。マスキングしてエアブラシ塗装です。

マスキングにはタミヤの曲専用のマスキングテープを使いました。伸縮性があってカーブに沿ってマスキングできるテープです。ビニールテープに質感が似てる。

ラインの幅が均等になるようにマスキングするのはなかなか大変でしたが気合で何とかしました。

f:id:kei_kei:20200815132237j:plain

ついでに、せっかくなので派手に仕上げようと思い動力パイプをゴールドに塗装。青とゴールドの組み合わせは意外と映えますね。

キャンディ塗装のキラキラ感で情報量は十分かなと思ったので今回はデカールは無しにしました。

f:id:kei_kei:20200815132436j:plain

仕上がりに関しては正直あんまり納得いってないですが、自分の技術力の問題もあってこれ以上どうにもならないなぁ、ってことでこれで完成としました。

けどまあ、全体でみてみると、なんかザビ家の偉い人専用MSって感じの風合いになったので、これはこれでありかな、と今では思ってます。実戦には使わないけど、ギレンのアニキが前線の兵士を鼓舞するための演説するときとかに背後に立たせてたりすると映える、そんな感じのMSっぽいかな、とか思ってます。

けがの功名といいますか、狙ってたわけじゃないけど結果として面白くなることもある。そういうところもプラモの楽しいところですね。