HG リックドム
(2020年1月頃制作)
ガンプラ3体め。HGリックドムです。ドムかリックドムか選んで作るキットですね。なんとなくリックドムのほうが好きなのでこちらで組んでみました。モビルスーツって宇宙で戦うのが似合うと思うんですよね。陸戦タイプも好きですけど、モビルスーツのバーニアとかってやっぱり宇宙で使うものだよね、っていう気がするので。
全体像はこんな感じ。ドムのデザイン、かっこいいですよね。どっしり感が重戦車っぽい感じを醸し出してて良いです。
このリックドム、部分塗装の練習しようと思って購入したんですよね。この頃はどちらかというとRGシリーズのほうが好きで。HGはお値段お手頃だし組むのも楽そうだから練習にはちょうどいいかな、ということで。当時は普通にお店でガンプラ売ってた時代だったのでドムが買えてました。今となっては入手困難なキット代表格、という感じですが。HGシリーズで練習して腕を上げたら、RGのνガンダムとかサザビーとかに挑戦したいな、と思ってた頃でした。
部分塗装やってみようって思ったのは、RGシリーズのシール貼りが難しくてうまくできなかったので、だったら塗装しちゃった方がうまくいくのでは?という理由でした。ちょうどガンダムマーカーというお手軽な塗装グッズがあって、これ使えば簡単にメタリックが塗れる!と思ったので手を出した感じですね。
この膝関節部分、キットでは紫の成型色だったのですが、頑張ってダークグレーとゴールドで塗り分けてます。ガンダムマーカーのゴールド、きれいな発色してくれるんですよね。マーカーで直接塗ってるだけなんですがムラにもなりにくい感じがします。まあ、よく見るとはみ出しちゃったりはしてるんですが、練習だからってことにしてそんな気にせずやってました。
脚の装甲のモールドは何かのセンサーっていうことに見立ててブルーのメタリックで塗ってます。ガンダムマーカーは消しペンというのもあって、はみ出したところはそれで消すことができてこういうくぼんでるところを塗るにははみ出しを気にせず使えて便利です。
あと何気に太ももにスジボリ追加の練習もしてます。これはあんまりきれいにできなかったですね。スジ彫りは初心者には難しいです。もっとうまくなりたいなぁ、と思ったのもこの経験あってこそだったりします。
あと胸の部分のグレーはガンダムマーカーの塗料を塗料皿に取り出して筆塗りに挑戦してみたものです。マーカー直だとどうしてもムラになってしまうので筆で塗ったほうがうまくいくかなと思ったので。でも結局筆で塗るのも難しくて、厚ぼったい感じになっちゃいました。筆の塗りすじとかもどうしても残ってしまいます。こういうのももっとうまくなりたいなぁ、と思うポイントでしたね。
顔部分の赤いパーツは赤のメタリックで塗ってます。何度か塗り重ねるという技を使ってきれいに発色させることができました。個人的お気に入りポイントです。
それから、成型色そのままの部分が全体的にプラスチックの質感がしっくりこなかったので、粗目のやすり掛けをしてちょっとキズを入れることで質感のコントロールを試みてます。当時はトップコートでつや感のコントロールができるって知らなかったので。めんどくさい作業ではありましたが、そこそこ思う感じにできたかなと個人的には思ってます。
そんなわけで、個人的にはなかなかいい感じに仕上がったと思っているHGリックドムでした。こいつが自分なりにではありますが思いのほかかっこよく仕上がったこと。あと「もっとうまく作れるようになりたいな」と思うポイントが見つかったこと。このへんが重なってガンプラ沼にはまっていく入口となったキットでした。
ドムいいですよ。皆さんもお店で見つけることができたら一度手に取ってみるとよいと思います。